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一般的な歯科診療
虫歯ができる原因は複数の要素が絡み合っていますが、中でも直接的に影響を及ぼすのは、歯垢の中にいるミュータンス菌などの細菌です。歯垢は薬などで一気に除去することはできません。毎日の歯磨きで地道に取り除くとともに、歯科医院でメンテナンスを受けましょう。
残念ながら虫歯ができてしまったら、きちんと治療しておく必要がありますが、初期の段階では痛みなどの目立った自覚症状がありません。見た目も分かりづらいので、発見が遅れがちです。
また、知っておいていただきたいのは、痛みはなくても「冷たいものがしみる」「食べ物がはさまりやすくなってきた」といった症状が出るあたりから、虫歯が急激に進行してしまうことです。
メンテナンスのための通院で虫歯の予防や早期発見・早期治療を心がけるとともに、何か少しでも違和感があれば、気のせいと放置することなくお早めに受診してください。結果として虫歯ではなくても、その状態を保つためにクリーニングなどを受け、晴れやかな気持ちでお帰りいただければと思います。
小児歯科
お子さまは、心身ともに成長期です。その成長に必要な食べ物を噛むのに、乳歯の健康が大切なのはもちろんですし、乳歯は健全な永久歯の育成にもかかわっています。なぜなら、乳歯が生えた時には既に顎の中で永久歯も育ち始めているからです。
「乳歯は永久歯の生みの母」といわれています。将来生えてくる永久歯を見据え、お子さまの乳歯を丈夫で健康な状態に保ちましょう。
そしてそのためには、乳歯のうちから予防に取り組み、もし虫歯があれば治療を済ませておく必要があります。けれども、幼いころに歯科治療で痛い思いや不快な経験をしたお子さまは、それ以降、歯科治療を嫌がるようになってしまうでしょう。そうした嫌な思い出を作ることを防ぐため、当院ではお子さまのお口の処置だけでなく、心も大切に考えて対応するようにしています。
歯周病
歯を失う原因の多くが、歯周病です。初期のうちは症状が目立たないため、歯周病にかかっていることを自覚しないままに進行して歯茎に炎症が起こります。やがて歯の周りの骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまうのが歯周病の怖いところです。
歯周病は数種類の細菌を原因とする感染症で、虫歯と同様にお口に歯垢が溜まることで発症や進行を招いてしまいます。歯垢は時間が経つとバイオフィルムといわれる集合体となり、通常の歯磨きでは落とせません。さらに、歯周病は糖尿病と相互に影響するなど、全身的な健康との関連が指摘されています。
歯周病を予防し、もしなっていたら早期発見するため、定期的にお口のメンテナンスをご利用ください。